2025年を迎え、有限会社フジオカ薬品の代表として、皆さんと共に素晴らしい一年を築いていきたいとの決意を新たにしております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年は改めて、弊社の経営理念「健康を創り、笑顔を広げ、愛を深める」を心に刻み、その実践に努める年にしたいと願っています。

この理念の中でも、「愛」は最も重要でありながら、実践するのが難しいものです。なぜ「愛」が経営理念に含まれているのか。それは、私自身の育った環境にあります。クリスチャンであり、聖書を愛読書とした両親に育てられ、私も自然と聖書に親しみました。そして、いつしか聖書は私の座右の銘となりました。
その中で、特に「愛の章」として知られるコリント第一13章の言葉に深く感銘を受けるようになりました。

「愛は忍耐強く、親切です。愛は妬まず、自慢せず、思い上がりません。愛は無作法なことをせず、自分の利益を追求せず、怒りを募らせず、人の過ちを根に持ちません。愛は全てのことに耐え、全てのことを信じ、全てのことを期待し、全てのことを忍耐します。愛は決して絶えません。」(コリント第一13章4~8節)

この言葉を、読むたびに心を洗われます。この考え方を日々の行動に移すことは容易ではありませんが、それを目指して努力することが、実は私たちの健康のために、とりわけ精神的な健康を得るために非常に重要であります。


私の愛読書ー「聖書」(新世界訳)

もうひとつの、私の最近の愛読書に、『Lifespan‐老いなき世界』(デイビット・シンクレア博士著)があります。
米国ハーバード大学の抗加齢医学の研究の第一人者である同博士は、昨今話題となっているNMNというサプリメントの研究でも有名です。

この本には、健康寿命の延伸と関連して、以下のような興味深い科学的な知見について述べられています。
1. **ストレスの軽減とエピゲノムの安定**
できるだけ、ストレスのない生活を送ることに心がければ、ストレスホルモンを低下させ、遺伝子のオン・オフを制御するエピゲノムの安定につながる。

2. **オキシトシンの分泌**
「愛情ホルモン」とも呼ばれるオキシトシンを分泌するような生活に心がけることは、血圧の低下や炎症の軽減に寄与します。

3. **社会的つながりと寿命の延長**
人間関係を大切にすることは、孤独を防ぎ、健康寿命を延ばす要因となります。

こうした科学的知見は、聖書が約2000年前から教えてきた「愛の力」と見事に一致しています。この愛の教えを実践することで、私たちは健康になり、笑顔に満ちた人生を送ることができるのです。ウクライナとロシアの戦争を含む、あらゆる抗争、諸問題の真の解決策は、この「愛」、自分自身のように他の人を愛することにあるのです。

私たちが「愛」をどのように日常で実践できるか、以下の具体例を考えてみましょう:
– **小さな親切を習慣化する**:他人に親切な言葉をかけ、助け合う姿勢を持つ。
– **社会的つながりを深める**:家族や友人、地域との絆を大切にする。
– **思いやりの行動を選ぶ**:他者の幸福を考えた行動を意識する。

このような日々の実践が、私たち自身の健康と幸福をもたらすだけでなく、フジオカ薬品の理念である「健康」「笑顔」「愛」を実現する道となると確信しています。

2025年、皆様が健康で笑顔にあふれ、愛に満ちた一年を過ごされることを心よりお祈り申し上げます。今年も社員一同、力を合わせてこの理念を体現してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

有限会社フジオカ薬品
代表取締役 藤岡靖久