今年は、有限会社フジオカ薬品にとって、大きな節目となる年です。
弊社の2代目である藤岡利雄が1974年の12月21日に、弊社を法人として登録してから、50周年を迎えたからです。創業からは、今年で94周年を迎えることになります。
以下が、フジオカ薬品のブランドヒストリーです。

1931年: 富山県出身であった創業者、藤岡与作が、今の有限会社フジオカ薬品の礎となる「藤岡薬房」を立ち上げる。


画像は、創業当時の薬箱と、与作が行商に使用した柳ごおり(薬入れ)

与作は、当時の越中富山からは、遥か遠くの熊本県の、しかも当時まだ離島であった天草諸島に、富山の家庭常備薬を広めて、まだ見ぬその地の人々の健康のお役に立つことを決意。
自らの足ではるばる天草まで旅をして、家々を一軒一軒訪問しては、薬箱を置かせていただき、医療の技術の進歩の恩恵にあずかれない天草の人々の健康に寄り添い、お客さまの笑顔を見ることに喜びと満足を覚える。

1974年: 2代目利雄は、先代の与作が個人事業として開始した「藤岡薬房」を法人化し、有限会社フジオカ薬品とする。

熊本県医薬品配置協会で知り合った、村井氏(現在の有限会社村井医薬品)、八橋氏(現在の有限会社八橋薬品)、山本氏(現在の有限会社山本薬品)、中元氏らと切磋琢磨しながら事業の拡大に努め、やがて顧客数は、10,000軒を上回るまでに成長。

2015 年: EC事業部を立ち上げる。
自社公式ショッピングサイトーフジオカヘルスコンシェルジュフジオカヘルスコンシェルジュYahoo店、フジオカ薬品Amazon店を立ち上げる。

2015年: 自社の薬箱という絆で結ばれたお客様(法人様、個人事業主様)との間に、「フジオカアライアンス」の構築を開始する。それらのお客さまの製品やサービスを、自社のネットワークを活用してマーケティングを行なうことにより、アライアンスに加盟いただいたお客様とのWin-Winな関係を構築する。
2020年: 医療機器メーカー、伊藤超短波株式会社と業務提携を行い、一般家庭用医療機器の販売を開始。
2023年:高輪クリニックグループとの提携の下に、高濃度水素ガス吸入療法をはじめとした、さまざまな先進医療の技術を配置業界やEC業界に導入。
2023年:イノベーティブマーケティング-ヘルスケアプロセスコンサルティング事業部を設立。
「高度管理医療機器販売」の許可許可証を取得し、医科向け高度管理医療機器、AED、補聴器等の普及促進事業に着手。
2024年:「危機管理対策事業部」を新設し、近年頻発する異常気象に関連した様々な自然災害に対するお客様の対策をサポートするための手段の提供を開始。
緊急時用非常持ち出し袋の普及活動を開始する。
夏場の熱中症、冬場のヒートショックに起因する心停止による死亡の防止策としてのAEDの普及促進事業開始。

フジオカ薬品の法人化50周年にまつわる歴史のほんの一部ですが、いかがでしたでしょうか?

我々が決して忘れてはいけないのは、これまで有限会社フジオカ薬品が存続できたのは、業の礎をおよそ100面前に据えた創業者、さらには業を法人化するために尽力した2代目利雄、さらには、弊社を支え、見守リ、協力し、支えてくださった医薬品の製造メーカー様、卸会社様、熊本県医薬品配置協会様、同業者様を含むステークホルダーの皆様、そしてお客様お一人お一人もお陰であるということです。
また、弊社でこれまで働いてくださった社員のお一人お一人、及びそのご家族の皆様に対する感謝の気持ちも、忘れるべきではないと考えております。

フジオカ薬品は、94年間の歴史を通して学び、実践すべく努めてきた3つの原則、つまり「健康、笑顔、愛」をこれからも我々の経営理念、もしくはミッションとして、大切にしてまいります。これからも、自分自身、自分の家族、お客様の健康を守り、健康と笑顔と愛をお届けすべく、最善を尽くしてまいります。

どうぞ、これからも有限会社フジオカ薬品を温かく見守り、必要なご助言やご指導を賜ることができれば、この上ない幸いです。

敬具

有限会社フジオカ薬品
代表 藤岡靖久